それぞれの立場
藤沢周平の「密謀」を読みました。
直江兼継の事が書かれています。
歴史小説の中でも、戦国時代と幕末ものが大好きで
かなり読んでいます。
で、来年の大河ドラマは、直江兼継だそうです。
直江兼継といえば、戦国時代の武将で、
天下に、その人ありと言われた人物です。
ですが、彼はずっと上杉景勝の部下として、
生涯を終えました。
名参謀でした。
「上杉景勝は、大将の器である。
自分は、その器では、ない。」
立場が逆であれば、この2人の関係は、
どうなっていたのか。
やはり うまくいかなかったのでしょう。
人には、それぞれ持味があり、強みがあります。
お互いに、それを理解していくことで、
信頼関係が築けるのだと思います。
この信頼関係が仕事をしていく上で、
本当に重要だと感じます。
「あなたに任せた。失敗は、しょうがない。自分が責任を持つ」と
信頼関係があれば 言えるんでしょう。
そんな関係のスタッフを数多く作ることが、
会社の発展につながるんだと、本を読み終えて
感じた次第です。