破談
統合すれば百貨店業界で
首位に立つ予定だった
高島屋と阪急・阪神百貨店。
経営統合が破談になりました。
百貨店の売り上げは、
1991年の約10兆円をピークに
下がり続けています。
2009年は、前年比10%減の
約6兆5000億円でした。
業界の構造自体が
壁にぶつかっているのでしょうか。
近い将来 5兆円台に
市場が縮むとも言われています。
百貨店は、地域ごとでの品ぞろえが変わり、
多品種少量販売です。
スーパーに比べて、大量仕入れのメリットは
なかなか生まれません。
しかも高価格帯を中心にしています。
デフレ社会では、厳しい状況です。
このような状況の中
生き残り戦略の選択肢も
どんどん少なくなってきております。
道のりは険しいですね。