競争力
2010年世界競争力年鑑というものが、
IMDから発表されました。
IMDは、スイスにある世界的にも有名な
ビジネススクールです。
前年よりも大幅なダウンです。
2009年は17位でしたが、
2010年は27位まで順位を落としました。
1位 シンガポール
2位 香港
と 上位2つをアジアが締めました。
18位 中国
23位 韓国
となっています。
日本は1989年から1993年まで
首位でした。
金融危機・経済不況で
打撃を受けたうえ、
財政の不健全化、
少子高齢化などが
評価を一段と下げました。
このままでは、
日本は凋落の一途です。
今回の調査でも、
評価が低かったのは
法人税の高さです。
やはり40%は どう考えても
高すぎます。
グローバル化が進んだ状況で、
世界中の企業が日本に
進出しようとは考えないでしょう。
それ以上に、日本の企業さえも
他の国に本社を移すのではないかと
危惧します。
競争力を維持・向上させる。
会社も同じです。
どのように優先順位をつけて
手を打っていくのかに尽きますね。