阿久根市長選挙
阿久根市の竹原前市長の失職に伴う
出直し市長選が16日行われました。
リコール運動を進めた市民団体の元役員で
新人の西平氏が、
竹原氏との一騎打ちを制して当選しました。
専決処分で職員の給料を下げるなどした
「竹原改革」を市民が拒んだ形となりました。
竹原氏は、08年8月の初当選後、
議会から不信任決議を受けた
09年4月に続き、今回が2度目の失職です。
前回出直し選では勝利しましたが、
就任後2年半に満たない間での
3選はかないませんでした。
竹原氏は市長時代、
議会の招集を拒む一方で、
副市長人事や、
市職員ボーナスを大幅減額する条例案など
重要案件の専決処分を繰り返しました。
このやり方が、
独裁者と捉えられての結果でしょう。
西平氏は
「対話を尽くした手法による阿久根の再生を図る」
と訴え 今回市長選に勝利しました。
手法に違いは、明確です。
強烈なトップダウンと対話重視。
4年後の市長選が楽しみですね。