居酒屋
帝国データバンクは14日、
2010年に倒産した「居酒屋」が
前年比4・1%増の201件
過去最多だったと発表しました。
外食産業の倒産は前年比3・6%減の
623件でしたが、このうち
ほぼ3分の1が居酒屋です。
過酷な価格競争が
サラリーマンのお店選び”にも
影響しているのでしょう。
そんな中、すべてのお客様が
「低価格」を望んでいるとは、思えないのですが。
これは決して私がお金持ちだと言っているわけでは
ございません。
居酒屋に限らず,サービスを享受する際、
使用する目的というものが存在します。
友人との飲み会
会社での懇親会
デート
結婚記念日
接待 などなど
この中で結婚記念日や、接待などは
価格よりも中身が大事になります。
中身というのは、
ハード自体も含めての雰囲気
味・サービス・盛り付け・食器・備品などなど
居酒屋自体が、自分の立ち位置を決める。
「差別化」とそのための「絞り込み」は
生き残りのための重要なキーワードです。
絞り込みとは,それ以外のお客様を
閉め出すと言うことではありません。
自分が一番大切だと思ったお客様に,
100点満点の満足を感じてもらうことです。
すべてのお客様を100%満足させることな
どあり得ないわけですから。
これだけニーズが多様化した現代です。
マス市場など
もはやあり得ないということを
認識しなければ ならないですね。