生涯現役
映画監督であり脚本家でもある新藤兼人氏が死去しました。
100歳でした。「原爆の子」「裸の島」など、人間の苦悩と
生きる力を描いてきました。
99歳で公開した映画「一枚のハガキ」は、本人の実体験に
基づく話です。
戦地に100人が出向き、94人が亡くなった部隊の生き残りと
して、後世に伝えなければならないという強い思いだったのでしょう。
弊社は卒業アルバムも手掛けております。アルバム用の撮影で
修学旅行に同行します。
大阪の小学校は、修学旅行で広島に行くことが多いのですが、
必ず原爆ドームに行きます。戦争の恐ろしさ、無残さ、儚さを知る
機会だと思います。
新藤氏の思いが伝わればと思います。