スマイルカーブ

かつて議論された概念に「スマイルカーブ」というものがあります。
例えば、パソコンの製造過程での付加価値について例に出して見ますと、
「製品の開発段階は高収益。製造工程は低収益。販売やアフターサービスは高収益」とする考え方です。
これを表す曲線が、笑顔の口線に似ていることから、スマイルカーブと名付けられました。
アップル社は現在、時価総額世界2位です。
そのアップル社が採用している戦略は、低付加価値の生産・製造工程は外注しています。
自らは開発と販売という高付加価値業務に特化しています。
それによって、利益の最大化を図っています。
極端に言えば、アップル社はスマイルカーブの両端だけを行っているという事になります。
日本の大手家電メーカーが深刻な経営危機に直面しています。
高付加価値業務は何であるのか?ということを問われていますね。

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