三方よし
「7つの習慣」という書籍はご存知かと思います。
その中で「WIN-WIN」の考え方が出てきます。
これは、どちらも納得して答えを共有出来るという事です。
一方が勝ち、一方が負けるという発想ではありません。
この考え方ですが、日本では昔から存在します。
近江商人が唱えていた「三方よし」です。
売り手・買い手・世間の3つが「よし」という商売の方法です。
どこかに1つに負担がいけば、不平が出ます。
どこかひとつだけが儲かっても不満が出ます。
自分の事だけを考えるのではなく、取引先、お客様の事を
考えて進めていく。
この当たり前の事が出来ない人が、まだまだ多いですね。
お客様から不満が出れば、リピートはありません。
取引先から不満が出れば、信頼関係がなくなり取引自体も
縮小していくでしょう。
「自分だけが良ければそれでいい。」
という発想自体がナンセンスという事ですね。