国民投票
イタリアで国民投票が行われました。
原発再開の是非を問うモノです。
投票率は約57%で、
国民投票は成立した模様です。
反対票は95%を超しており、
再開反対派の圧勝が
確実な見通しとなりました。
ベルルスコーニ首相は、
「イタリアは原発計画と決別し、
再生可能なエネルギー分野の開発に
取り組む必要がある」
と原発再開断念の意向を表明しました。
事実上の敗北宣言です。
福島第一原発の事故後、
原発をめぐる国民投票が
行われたのは初めてです。
スイスとドイツが将来原発を
廃止する方針を決めており、
イタリアの原発拒否の立場が固まったことで
世界各国で反原発が勢いづく可能性もあります。
フランスがどのように対応するのか
関心が高まりますね。