超超氷河期
4月1日の統計です。
今春の大学新卒者の就職率は91.1%。
これは前年同期を0・7ポイント下回り、
調査を始めた平成8年以降、
「就職氷河期」といわれた平成12年と並んで
過去最低の数字です。
厚生労働省と文部科学省の調査で
この結果が発表されました。
この数字には、
岩手、宮城、福島の6大学分が
東日本大震災の影響でデータが欠損しています。
被災地を含めた調査結果はデータがそろい次第、
あらためて公表されるそうですが、
被災地の大学が、
その他の地域の就職率よりも
良くなる要素は、あまりないと考えると
就職率も もう少し下がるのでは?
と思ってしまいます。
20年秋のリーマンショック以降、
企業の採用が絞られており、
昨春の新卒者より厳しい数字になることは
予想の範囲内でしょう。
今後は、どうなのか?
中小企業を中心に採用意欲が
ますます減退するだろうと
言われています。
こんな時だからこそ、
将来の自分を
真剣に考えてほしいですね。