消滅企業
帝国データバンクが、ある調査をしました。
その調査とは、2009年度に
企業が廃業や解散などに追い込まれた件数を
調べるというものです。
昨日 発表されました。
衝撃の結果です。
法的整理による倒産(1万2866件)の
約2倍にあたる2万7191件に達したそうです。
法的整理をするには、お金が必要です。
裁判所や弁護士などへの支払です。
この金額の工面が出来ない中小・零細企業が
経営を断念して姿を消すという形に現れています。
この中で最も多かったのは、
夜逃げなどで事業停止の状態となる「休眠」(9744件)です。
「解散」(8966件)
「廃業」(7224件)
「一時休業」(1257件)
となっています。
新聞やテレビなどマスコミは、
不況の出口が見え始めたなどと
謳っておりますが、本当でしょうか。
政府には、こういう本当に困っている方々の
セイフティーネットをどうするのか?
ということに真剣に
取り組んでいただきたいと
思います。