逆転現象
働いて得られる賃金、
いわゆる最低賃金が
生活保護を下回る現象がおきています。
全国12の都道府県です。
私の住んでいる大阪府も含まれております。
最低賃金が生活保護より低いと、
失業者の就労意欲は、
著しく低下します。
当たり前の事です。
働くより働かない方が儲かるのですから。
昨今の就職状況の厳しさの中、
半ば働くことを諦めかけている方々が、
就職活動の停止を考えるでしょう。
このお金は我々が支払っている税金です。
最低賃金で働いて、税金を払い、
その税金で暮らしている生活保護者の方が
いい暮らしをしているとなれば、
納得いかないでしょう。
この逆転現象を解消し
雇用の安定を図ること。
そのためには、景気の底上げが必要です。
住み良い日本にするために
我々も出来ることから
やっていくしかないですね。